writing challenge day10

久々に熱を出してます。。結構無理したスケジュールで動いてて、尚且つ毎日風邪菌の蔓延した場所にいたので、やられました。。全然更新できてなかった。年末も仕事忙しいし遊びの予定も入ってるので、早く治さなきゃ。この15days challengeも早く終わらせなきゃね!ということでちょっとずつ書いていきます。












今回のテーマはwrite a book review。

なので、1番最近読んだ綿矢りささんの「かわいそうだね?」について書こうと思います。









高校生の時に、読書感想文の課題図書の一冊に「インストール」が入ってて、たまたまそれを選んだことが私と綿矢りささんの出会いです。


「インストール」を読んで受けた衝撃はきっとずっと忘れない。もうね、日本語が完璧。綺麗。面白い。もう何回読んだかわからないくらい。言葉の選び方、文の構成、句読点、全てが完璧。これを17歳で書いてるんだから、天才と呼ばず何と呼ぼう、という感じ。

この作品も、思わずメモしたくなる文章がたくさんあって、やっぱり好きだなあ、ってなりました。






かわいそうだから、という理由で元カノを居候させる彼氏。好きなんかじゃない、何の感情もない、でもお金がなくて住むところがないのは”かわいそう”、だから家においてあげよう。
とんでもない話だよね(笑)ラストシーンはすごくすっきり。




もう一つの「亜美ちゃんは美人」って話の方が個人的に好きだったかな。美人な亜美ちゃんは何もしなくても皆に好かれるから、自分のことを好きじゃない人に惹かれてしまって、とんでもないダメ男を好きになってしまう。かわいそうなんだけど、なんだか分かるなあ、と何回も思ってしまった。女性の複雑な心情とか他人にはあまり言えない歪んだ気持ちとかの描写が的確だった。痛い、けど気持ちいい。




今はこれまた綿矢りささんの「勝手にふるえてろ」を読んでます。今週末から映画も公開される作品!








残り5記事、年内に終えます!


:)