HAW tour in Seattle

2019.9.14

Avrilのhead above waterツアーのシアトル公演に行ってきました!





パラマウントシアターっていう会場で、こういう洋画とか海外ドラマで観るライブの案内板、っていうのかな、実際見てみたかったからこれだけでもう感動したよ。


AVRIL LAVIGNE。

この名前を見るだけでいつだって胸が気持ち良く痛む。



ライブ前も緊張しすぎて、でも何か食べないと倒れそうだったし、とりあえず生きるために皆で無理矢理ご飯詰め込んだの笑えた、ただの生きるための作業、って言いながら食べてた。でも胃が痛くなって結局ほとんど食べられなかったんだ、恋煩いだよね、毎回ライブ前って何も喉通らなくなる。それくらいの人だよAvrilは。





海外のライブ初めてだったし、どんな感じだろうって思ってたけどとりあえずファンがめちゃくちゃ可愛い。入り待ちしてたら初期Avrilの格好した人いて、その人インスタで見てたから「We saw you on Instagram!」って話しかけて写真撮ってもらった(笑)会話の現代感。他にも2ndのツアーTシャツを切ってクロップドにしてお腹見せて着てる子とか、ピンクのエクステつけてる子とか、リストバンドつけてまんまAvrilの格好してる子とか、網タイツ履いてエモメイクしてた子とか、Avrilのフーディ着てお父さんと一緒に来てた中学生くらいの子とか、いかつい男の人とかおじさんとかも多かったし、とにかくありとあらゆる人がいて、それだけでAvrilの人気の強さを感じたよ。自分が好きやから無理矢理子ども連れてきてたようなお母さんもいたし。笑 皆好きだよね、Avril。






ライブのオープニングの映像、いつも大好きなんだけど、今回はhead above waterのMV撮影地で撮った映像だった。Avrilが水の中泳いでる映像見て、本当に病気で苦しんだんだろうなと思ったし、でもこうやってまたステージに戻って来てくれたんだなとか考えると、登場前から涙止まらなかったよ、、そしてバンドメンバーが登場して、Avrilが出てきた瞬間もう皆で号泣だよね。今回良い席取れたから(ほんとはピットに入りたかったけど秒で売り切れた泣)、すごく近い場所でAvrilの姿観られた。




Avril変わったって言われ続けてるけど、ライブに行ったら昔と全く同じだなと思った。ギター弾きながらキックするとことか、口開けて笑うあの顔とか、マイクの音量上げろって眉間に皺寄せて怒ってる顔とか(笑)、髪の毛と照明の感じで途中からunder my skin時代のAvrilに見えて仕方なかった。





セトリも1stから6thまで、ヒット曲だらけで最高だったよ。ニューアルバムからの曲が少なくて、ちょっと残念だったけど。。欲を言うならwarriorとsouvenirが聞きたかった、涙拭くためのシャツをお土産にちょうだいAvril。でも全曲皆歌ってたんじゃないかってくらい盛り上がってたし、Avrilの知名度って本当にすごい。というのも、私らバンクーバーからシアトルまでバスで行って国境越えたんだけど、そこの入国審査のおじさんにAvrilのライブに行くって言ったら、「why do you have to go and make things so complicated?」って言われたし、ちょっと感動したくらい。笑 そのくらい!Avril強い。




ライブでもそのcomplicatedに個人的に一番感動した、私ほんと中学とか高校の頃学校行くの嫌で、毎日朝憂鬱で、でもcomplicated聞いて「私が好きなのはありのままのあなた、格好つけてても私から見たらバカみたいに見える、だから自分らしくいて」ってメッセージに何回も励まされてきたから、この曲には本当に思い入れがある。いまだに人前じゃ自分を抑えつけちゃうし、自分に腹立つことも毎日のようにあるけど、でもライブでこの曲聞いてまた改めて元気もらったし、Avrilがそう言ってくれてるから、大丈夫って思えた。多分、きっと、私はこのままでいい。






ライブに来てたファンも、Avrilの曲が好きなのはもちろんと思うけど、Avril Lavigneっていう人間に惚れ込んでる人が多い印象だった。ライブの後、インスタで他のファンの投稿たくさん見たけど、私と同じような人いっぱいいたよ。「辛い時はいつも彼女が側にいてくれたし、楽しいときもいつも彼女が側にいてくれた。12歳の頃から彼女は私の全てで、彼女がいなかったら今の私はいない」とかキャプションつけてさ、ああ書いてるだけで泣けてくるw「大勢にフィットする必要はないって教えてくれたのはAvrilだった。彼女に影響を受けて私はゴスメイクを貫いてる」みたいな子もいたし、Avrilの生き方とか考え方が好きで、ずーっと応援し続けてるファンが多いんやなって思った。昔の曲しか知らないって人も多いけど、今の曲も皆聞いてほしいよ。今回のツアーTシャツにプリントされてるAvrilの写真見て「she's so gorgeous!」って胸に手当てながら言ってる人もいたな、Avrilのファッションとかスタイルも愛されてる、っていうのを改めて現地で感じた。











そして今回、出待ちしたら実際にAvrilすごく近くで見られたの。。これは友達が撮った写真なんだけど、やばくない?こんな近くでAvril見られる日がくるとは思わなかったよ。ミーグリで一回会ってるけど、あれはお金払ったら誰でも会えたし、違う、そんなんじゃなくて、自力でAvrilに会いたい。人も多かったし、押しのけて行くのも皆会いたいのは同じやし何か違うなって思ったから、ぐいぐい前に行ったりはしなかったし直接ツーショット撮ったり話したりはできなかったけど、でも幸せ。。



本当に好きな人への手の届かなさ。でもeasy come, easy go(簡単に手にしたものはすぐに離れていく)って言葉あるように、そういうことなんやと思う。大切なものこそ触れられるまでに時間がかかる。そりゃ直接話せるなら話したいけど、でもちょっとずつ近づいてるし、これがまた愛おしさ増す。永遠に焦らされてるけど、永遠に待つ。







でも今回、ライブ前の方で見られたおかげで、あみちゃんと必死に手振ってたらAvrilが手振り返してくれたの、その後にすぐあみちゃんが手でハート作ったらそれ見て胸に手当ててくれたし、泣き崩れたよね。しかもI'm with youの時だよ。大阪でのライブの時も腕にマジック(笑)で星書いてるの必死に見せたら気づいてくれたし、見てくれてるよ、Avrilは。きっと伝わってる。そう信じて生きていく。




バンクーバーからさきちゃんとあおいちゃん、関東からあみちゃん、関西からあずちゃん、九州から私っていう各地から集まって5人で行ったんだけど、Avrilが好きっていう共通点でもう10年近く繋がってるのすごい。ネットは悪だ、とかよく揶揄される時代だけど、学校に趣味が合う子がいなかった私にとってブログとかで出会えた皆は今でも救いのような存在だし、一緒にAvrilという女神を追い続けられて幸せ。こうやって海外とかまで行ったりすると、色々言ってくる人もいるけど、今回実際行って日本のライブじゃ感じられないことも感じたし、皆との繋がりも深まったし、経験にお金を払うってこういうことだなと思った。そして何より楽しかった・・・あと海外のファン優しい・・・


最初に写真撮ってもらった初期Avrilの格好した女の人の友達が、インスタに私が載せた出待ちしてる時の映像見て「こんなに遠くにいたの!?僕たち最前列にいたから手を引っ張ってあげたらよかった」とかDMくれて、その優しさに泣けた。そして彼らはAvrilとツーショット撮れてたからよかった(泣)他にも彼女についてきてた彼氏が、私らが前に行きたそうにしてたら場所空けてくれたり、愛しかなかったよ。ファンってどうしても「私が一番!」って突っ走りたくなって周りを押しのけてでも前に行きたくなると思うけど、シアトルのファンは皆で「we love you!」って叫んでて雰囲気が最高だった。写真撮ったりサインもらったファンにたいしても「よかったねー!」って声をかけられる雰囲気というか。素敵だったな。



本当に幸せだったし、行ってよかった。



そして私はAvrilにまた背筋を正してもらったから、頑張って前向いて生きるよ。Avrilに倣ってこれからも生きていく。いつもありがとう、そしてこれからもあなたは私のお手本です










:)