7/13はオカルトの日だそうで、日にちは過ぎてしまったけれど私の好きなホラー作品をいくつか紹介します。
何を隠そう私はホラー作品が大好きで(笑)よく観るんですが、ホラーって本当に当たり外れが激しくて、わけ分からなすぎてもはや笑えてくるものもあるし(それすらも楽しい)、思わず拍手したくなるくらいよく出来たものもある。良作は可愛い子どもが出ることが多いし、お決まりパターンとしてお調子者とカップルは真っ先に死ぬ。基本的に痛いのは苦手なので、そういう系は観てないですが、私が特に好きなものについて書きますね。
ホラー苦手な人にとっては嫌な記事かもしれないのでここでストップしてください、、!
「ペットセメタリー」
人間の倫理に訴える作品。
ある家族の飼ってる飼い猫が車に轢かれて死んでしまうんだけど、「死」について幼い息子に説明できないまま、父親は猫を丘に埋める。すると次の日に、その猫が帰ってくる、でもその猫はすごく凶暴になってしまってるの。
猫の死に続いて、今度は息子が車に轢かれて死ぬ。息子の死を受け入れられない父親は、生き返らせたい一心で、息子を同じ丘に埋める。。
というお話。
死って受け入れるのが難しくて、「この人が生き返ってくれたら」、って考えたことある人もいると思うけど、やっぱり自然の摂理に逆らってはいけないんだなと考えさせられる、切ないホラー。
ちなみに主題歌はラモーンズのpet semetaryって同名曲。
最近のリメイク版は観てないけど、2も結構好きでした。怖いのが苦手な人でも、これは観れる!(はず)
「悪魔のいけにえ」
超有名作ですが、これは外せない。
テキサスに帰郷をしようとした5人が、旅の途中に一軒家に立ち寄ったら、そこはレザーフェイスら狂人一家の住む家で、順番に殺さていく羽目になってしまう、という実に単純なストーリーなんですが、その描き方がめちゃくちゃ怖い。
1974年の映画だから、映像も安っぽいんだけどそれが不気味さ増す。本当にいきなり出てきていきなりやられるw笑っちゃう(笑えない)
夕焼けを背景にチェンソーを振り回すシーンは、エモい(笑)ので是非観てほしい。伝説のラストシーンと言われてるらしい、、!
「死霊館」
これは最近の作品で一番面白かった。有名なアナベル人形シリーズの第一弾。
悪魔祓いの話なんだけど(実話ベースらしい)、これは本当に良く出来てる(誰)。近年の作品に多いとにかくグロくしとけみたいな心意気がないのが個人的に一番良い。洋画ホラーって基本びっくりさせる描写が多いんだけど、これは日本ホラーのような静的恐怖も感じるし、飽きない。お決まりの「あー、こういうカメラワークで映したらここに出るんでしょ?」みたいな典型的展開もしっかり踏襲してるのも良いし、ストーリーも単純に面白い。
監督はあのSAWシリーズのジェイムスワン監督。私は高校生の時に興味本位で観てから恐ろしくてそれ以来観てないんだけど、ちゃんと観ようかな、今ならストーリーを理解する余裕もありそう、多分、、痛いシーンが本当に苦手、、
「サイコ」
これは昨日観直したばかり!サイコ、って言葉が生まれるきっかけにもなった作品。ポスターめっちゃいいよね、、、
あるモーテルを舞台にした映画だけど、これの面白いところは主人公と思ってた女性が割と序盤に死ぬこと。だから観る側の視点が変わる、不思議な感覚になる。
シャワーシーンは超有名だけど、何が良いかって音楽!「素晴らしき映画音楽たち」ってドキュメンタリーがあるんだけど、それでこのシーンについて詳しく解説されてるので興味ある人観てみて。映画における音楽の重要性をすごく感じます。。
ホラーだけど芸術性が感じられるから評価されてるんだろなと思う。モノクロだからこそ、血が流れるシーンは余計恐怖。
「新感染」
韓国のゾンビ映画。
ホラー然りサスペンス然りなんですが、韓国映画は本当に強い。めちゃくちゃ面白い。中途半端さがない、吹っ切ってるw
これに出てくるゾンビも、ゾンビの中で一番嫌な”走るゾンビ”で、どう考えても勝算ゼロの中、主人公たちが闘っていくんだけどすごく感動するし、ただのゾンビ映画と思って観たら泣かされる羽目になると思うwちゃんとホラーだし、ちゃんとヒューマンドラマだし、良い作品。続編も今製作中らしいので楽しみ。
書き始めたらキリがないのでこれくらいにしておきますが笑、何でホラーが好きなのか?ってことを色々調べてたら、いくつか考察はあったんだけど、その中で私に当てはまるものがあったので最後に書きますね。
不安や悩みを抱えてる人がホラーを観がちで(もちろん例外もある)、その映画の中でさらに不安を感じる→でも観終わった後は映画の中のような恐怖はなく平和な日常に戻れる→カタルシスを感じてすっきりする。
という説があるらしいけど、これはめちゃくちゃ分かるなと思った。「ミッドサマー」もカタルシス映画って言われてるけど、怖いものって浄化されるような気持ちになれるんだよな、だから観てるみたいなとこあるかも。知らず知らずのうちに、安らぎのようなものを求めて手を出してるとしたら、人間の不思議だなと思います(?)
ホラーは個人的には昔の作品の方が好きです、ちゃんと恐怖!って感じのものが多い気がして。名作と言われてるものは、さっきも書いたけど音楽が凝ってたり、芸術/美術的に美しいものが多いので、有名作は一回でも観る価値はある、と思ってるけど苦手な人はほんと苦手だと思うから避けて平和な世界にいて。。私はこっちとあっちを行ったり来たりしながらこれからも生きていこうと思いますw
それでは!
:)
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