I would shiver the whole night through


今日の記事は本当にただの日記になると思うので、暇な人だけ読んでください笑










この前書いた通り、昨日今日で福岡市内の妹のところに遊びに行ってました。2月末?ぶりくらい、7月くらいにも行こうとしたんだけど、そのタイミングで感染者数かなり増えたりしてリスク負えないからやめよ、ってなったから念願叶って、でした。








昨日はずっと観たかった「mid90s」を観たよ。13歳の主人公の男の子がスケボーを通して自分を見出し、友情や家族の愛に気付くストーリーなんだけど、期待以上に良かった。まず全編16mmフィルムで撮ってるところから良い。センスな、、これもあのA24の作品なんだけど、スケボーを並べてA24のロゴを表示させるとこから映画が始まるの、もうその時点でこの映画はやばいと思ったよ。


週末から映画館も満席入れるようになったから、お客さんも多かったんだけど、スケーターぽい男の子がすごい多くて。そういう界隈でこの映画が話題なのか分かんないけど、エンドクレジット終わるまで動けなかった人が多くてそれが感動的だった。スケボーシーンはイケてるし、90年代のカルチャー浴びられる映画なんだけど、それ以上に登場してる男の子たちの人生を追体験するような感覚になるから、多分それにみんなやられたんだと思う。あの雰囲気よかったなあ、久々にほぼ満席の映画館で観て、人の心が動く空気を感じられてよかった。





パンフレットは、90年代のカルチャーマガジンをイメージして両面プリントにしてるみたい。妹も私もパンフレット買ったから、こうやってどっちの面も見せられる写真が撮れました(笑)右の写真とかイケすぎてるよね、道路の中央分離帯?みたいなとこ滑りまくってたけどあれは何なんだろう。あー、私もスケボーしたい(安直)。かっこよかったなあ、、














そして今日は福岡市博物館に「PIXARのひみつ展」観に行ってきた。これもチケットだけ取ってて行けないままだったから、やっと行けてよかった。



この展示はいわゆる写真映えのための展示じゃなくて(写真スポットもあったけど)、PIXARのアニメーションの制作の裏側に密着したもの。例えば、キャラクターの動きを出すための過程を知ることができるコーナーがあったけど、画面上で実際に自分でキャラを動かすこともできるの。こうやって腕が動くんだ、っていうのを自分で見て試せる。









これは「モンスターズユニバーシティ」のマイクの部屋を、バーチャルでデザインできるもの。x軸、y軸、z軸の数値が表示されるから、それを動かしてデザイン考えていくの、楽しかった。こうやって一つ一つ作られていくんだなと思うと感動だったよ。ちなみにこれは私らがデザインしたやつ(笑)





PIXARで働いてる人たちが、それぞれの仕事を紹介する動画も流れてたけど、その中で「アニメを作るのに必要なのは数学と科学。数学なんか単位を取るための教科としか思ってなかったけど、アニメーターになって数学の奥深さに気付いた」って話してた、勉強ってどこでどう繋がるか分からないよね、選択肢を増やすためにもやっぱり勉強はすべきだ。あと、この世は真面目が損をする、と私はよく思ってしまうんだけど、社員の人たちの話を聞いて真面目に向き合った人しか見えない世界があるんだと知ることができてよかった。「リメンバーミー」なんか、1フレームの最終調整に89時間かかってるらしい、1フレームよ?頭おかしくなりそう。「レミーのおいしいレストラン」でも、画面の隅の方に写るスプーンをリアルに見せるために、5時間以上かけて影をつけたり光の当て方を変えたりしたんだって。


何かを作る、ってとんでもない労力がかかってる、分かってたつもりだったけど想像以上だった。すごい世界だな、、PIXAR作品に限らず、他の映画も、音楽も、普段楽しんでるものの裏側にはたくさんの人の苦労と努力がある、PIXARの社員の人に言わせれば、そういうのは製作側は見せたらダメだし、観る人はただ作品を楽しめばいいらしいけど、せめてリスペクトを持って作品は楽しみたいなと思う。きっと、もっと見えるものがあるし、捉え方も変わるはず。これからも大切に観たり聴いたりしていきたい。








またオタク発揮して死ぬほど長くなってしまった、要約すると楽しい2日間でした笑。来年のスケジュール帳も買ったし、2021年はたくさん予定書き込める一年になるといいな。


今後マスク外せる日来るんか?って感じだけど、気をつけながら、少しずつ日常取り戻せますように





:)