october movie list


「クラウズ 雲の彼方へ」



Disney+。


(あらすじ)

主人公ザックは、音楽の才能を秘めた高校3年生。でもある時、癌が転移して余命が6ヵ月しかないことを告げられる。残りの人生でやりたいことをやろうと、親友サミーと夢であるアルバム制作をすることに。それが思いがけず大きな反響を呼ぶが、その間にもザックの症状は悪化していく。残された時間をどう過ごし、どう向き合うか。ザックが皆に別れを告げる方法として選んだのが、「clouds」という楽曲だった。






私は基本的に人が病気で亡くなる映画は避けていて(悲しいから)、でもこれはサブリナカーペンターが出ているし、なおかつ安心安全のディズニーなので、悲しすぎるエンディングは用意されていないはずだし大丈夫なのでは、と思って観ました。案の定良かった、安心安全安定のディズニーだった。



「人生は限られているから大切に過ごそう」、というありふれたものではなくて、「死が迫っていなくても人生を大切に」というメッセージがメインだったのがこの映画の良いところだと思った。ふとした瞬間を楽しむことだったり、やりたかったことに挑戦してみることだったり、当たり前のことを少し違った視点で考えさせられた。すごく良かったです。この映画を観るために皆にDisney+に入ってほしいレベル。














「メアリーの総て」




Netflix。


(あらすじ)

19世紀イギリス、作家を夢見るメアリーは、詩人であるパーシー・シェリーと出会う。激しく惹かれ合った2人は駆け落ちをするが、その後メアリーは数々の悲劇に見舞われる。ある時、夫と滞在していた、詩人バイロン郷の別荘で「皆で一つずつ怪談話を書こう」と提案される。悲しみに打ちひしがれるメアリーは、自分の苦しみを作品にぶつけ、「フランケンシュタイン」という本を書き上げる。





前も少し書いたけど、この作品はとにかく好みだった。作家、詩人、ってだけでツボですよね、分かります。メアリーを演じるエルファニングはいつも通り天使なのですが、彼女が不幸な目に遭いまくって悲しくなる、しかもほとんど夫が原因。とにかくその夫がクズすぎて無理、途中で観るのやめようかと思うレベルでクズだったwまあ結果最後まで観てよかったんだけど、結構苦しいです。でも、メアリーは苦しみや悲しみを全部作品にぶつけるの、それでできたのが「フランケンシュタイン」。今実際に原作を読んでるけど、これを当時10代の女の子が書いたなんてびっくりだよ。あんな経験をしたからこその作品だけど、これをちゃんと文章に昇華するっていう選択ができたのが、両親を作家に持つメアリーだからこそなんだと思う、普通の人だったら生きてられない。












「リチャードジュエル」




Netflix。


(あらすじ)

1996年、アトランタオリンピック開催中に爆破テロ事件が勃発。不審なバッグを発見した、警備員リチャードジュエルの迅速な通報によって多くの命が救われた。彼はヒーローとしてメディアに取り上げられるが、爆弾の第一発見者であることでFBIから犯人だと疑われ、その後逮捕されてしまう。ヒーローから一気に悪者へとなったリチャード。最後まで彼を信じたのは、弁護士のワトソンとリチャードの母親だけだった。





クリントイーストウッド監督の実話系。めちゃくちゃ泣いた(すぐ泣く)。

あらすじで書いたように、英雄だったリチャードはメディアのせいで容疑者として人々に見られ始めるんだけど、これ私らも普段同じようなことしてると思う。TVで報じられたことを鵜呑みにしたり、その人の見た目や経歴で勝手に人物像を判断しようとしたり。途中で犯人からの電話シーンがあるから、リチャードは犯人じゃない!って信じて観ることができるけど、もしあのシーンがなかったら、私は彼を最後まで信じられたか?と自問してしまった。悲しい。


良い作品は答えではなく問いをくれるもの、この映画はまさにそうで、観終わってからまだ私はこの映画について考えてる。












「レベッカ」



Netflix。


(あらすじ)

前妻レベッカに先立たれたマキシムと恋に落ちた若い女性。彼女は新妻として、彼の大邸宅マンダレーにやってくる。しかし、屋敷の人間は誰一人として彼女を受け入れてくれない。屋敷には、前妻レベッカの痕跡があらゆるところに残されており、彼女は死んだはずのレベッカの影に苦しめられていく。





リリージェームズちゃん主演!ずっと楽しみにしてた!アーミーハマーとのいちゃいちゃシーンが可愛すぎて、あーってなったけど(語彙力)、屋敷に移動してからの展開がしんどい。レベッカ一切出てこんのに怖すぎるんよ、姿を見せずにこれほど観ている人の心を惑わせるのは、この「レベッカ」と「桐嶋、部活やめるってよ」くらいだと思う。


オリジナルのヒッチコック版をまだ観てないので、このリメイク版でしか評価できないけど、良い感じのスリラーで面白かったです。何より二人が美しい、、











「悪魔はいつもそこに」



Netflix。


(あらすじ)

アーヴィンは自分と周りの愛する人を守るため、亡き父にまつわるトラウマを克服しようとしている。そんなアーヴィンの周りで、邪悪な人間たちの思惑が渦を巻く。それが集った時、世にもおぞましい惨劇が引き起こされる。




スパイダーマンのトムホランド主演!彼は相変わらず可愛いし最高なんですが、ストーリーだけ見るとこの映画には救いがないです。だから、ある程度気力のある時に観た方が良い。中でも、テネットで最高にイケてたロバートパティンソンがひどい。稀に見るクズ、さっきの「メアリーの総て」のパーシー以上にクズです(クズクズ言って口悪いねごめんなさい)。でも最低だと思ったと同時に、俳優ってすごいなと思ったよ、全く別人を演じてしまうんだもんな、、


そんなひどい男を演じたパティンソンを見た後に、「フロリダプロジェクト」のBrooklynn Princeちゃんがパティンソンとの2ショを上げていた。それがまあ可愛かったので、癒しとして載せておきます。



可愛すぎんか、、








他には「シカゴ7裁判」も良かった、あとマーベルも順調に進んでる。ドラマは「ラチェッド」と「エミリー、パリに行く」を観ました。観たいの多すぎて追いつかないので(幸せ)、頑張ります(?)




:)