洋画や海外ドラマを観てると、よくセラピーとかカウンセリングに行くシーンがある。自分の悩みや問題なんかを打ち明けて、楽になったり解決したりする。
何日か前にVOGUE JAPANのYoutubeチャンネルに上がった、Kendallのこの動画を観てこの記事を書いてる、
今まで話の流れでしか人に言ったことないけど(しかも1人にだけ)私も当事者、数年前に同じ診断された(social anxiety disorder、社会(社交)不安障害というもの)。不安障害の詳しいことは、この動画の中で言ってくれてるから観たら分かるけど、本当にこのとおり。不安は誰でも感じるけど、不安障害はそれが継続する。夜は病む、なんてよく言うけど朝起きても胸が詰まる感覚が続く時はやばいなと自分で思う。動画の中でKendallも言ってるけど自分が死ぬんじゃないかと思う、大袈裟とかじゃなくて、息ができなくなる感じ。それで過呼吸起こし続けてたから病院行って症状が分かったんだけど、今は前ほどパニックにはならずにコントロールはできるようになった。でもなんか苦しいな、って感覚がここ最近また続いてて、そんな時にこの動画が上がってなんだか勇気をもらったから今書いてる、全然慰めが欲しいとかそういうわけじゃないし、書いたからどうこうってわけでもないんだけど、書いていいんだなと思えたというか、
私の場合は元々の性格も関係してるし、外に出られない、とかそういうことまではないんだけど、他人が自分をどう思ってるかすごく気になったりする。普通に道を歩く時でも車に乗ってる人から自分はどう見えてるんだろうとか思う。動画の中で言ってた、「自分の存在が他人を不快にしている」っていう感覚もすごく分かるし、そのせいで自分を責めたりもしてしまう(最近は私はずっとこれを感じててそれで落ち込んでる)。実際に他人に何かを言われたわけでもないのに、頭の中で「こう思われてる」って変換される。でも人に〇〇だと思われてる、とかそういうことを言うと、被害妄想だとか自意識過剰だって言われたりするし、気のせいだとか構ってほしいだけ、とかも言われたこともある、だから人にあんまり言いたくなかった、それで嫌われたり避けられるのも嫌だし、でも勇気を出して書いてみてる
「不安を感じるのは苦しいけど、調和のとれた状態は好き、私は自分の体と心の状態をちゃんとわかってたい」、ってKendallが動画内で話してて、それにすごく共感したし、かっこいいなと思った。感受性が強いとか自分で言うと、嫌な目されたりするけど、この特性って素敵だと思うの、って言葉にできるのすごいな。不安をコントロールできてれば不安を感じるのは悪いことじゃない、って先生が言ってるのにも救われたし、この動画観て私みたいに勇気とか元気がもらえたりする人がいるかもしれないと思ったから載せました。
ずっとハッピーでいるのは無理だし、苦しいとか悲しいとかは生きてたら誰でも感じる、でもなんか度が過ぎてるなとかやばいなって思ったら、ボーダーを超えてる可能性があるからちゃんと病院に行った方がいい。こういう目に見えないものって、皆辛いんだから甘えんなとか言われがちだけど、苦しみの度合いって当人にしか分からないし、メンタルヘルスが軽視されない世の中になればいいなと思う。だから海外の映画を観てて、カフェに行くわみたいな感覚でカウンセラーに会いに行くわ、って言ってると羨ましいなといつも思う。病院、ってただでさえハードル高いから行くのに躊躇するのも分かる(もちろん身体に支障が出てたら行くべき)、そんな時は身近な人に話すだけでもいいし(そもそも人に話してない私が言うのもあれだけど)、私みたいにブログに書くのも良い(おすすめ)。ほんとここ何日かやばかったけど私はこの動画に救われたし、自分が感じてることとかが悪くないって思えたから良かった(あとKendallがまた好きになった)。皆のんびり生きましょう、私もすこし休みながら生きます
(今日のタイトル: the search/NF)
0コメント