待ちに待った映画が配信された、めちゃくちゃ待った、ダメすぎて闇に葬られたんかと思って心配やった笑、大丈夫でした、そして思わぬサプライズで2作品同時に公開されました。
ごめんなさい画像と逆の紹介になってしまうんですが、
6月に翻訳した「broken promise(ブロークン・プロミス)」
7月に翻訳した「it had to be you(オフィス・ラブバトル)」
早速2つとも確認したんやけど、めっちゃ下手、って思った、誰がしたん?、いや私やわ、ってなったwなんやろ、日本語がかたい、もちろん全部じゃないんやけど。修正したいところが多すぎて白目剥いてた、ショックすぎて。誰がしたん?私やな。チェックの人が間には入ってくれてるから、直してもらってる部分もあるんだけど、ベースは私だから、んー、という感じ。明らかなミスもあった、あんなのしたかな、自分が絶対しない日本語の組み立て方してる、オフィスラブバトルのほうなんやけど、皆スルーしてくれることを祈るしかない。なんやろな、この仕事って自信持ってないといけないんやけど、同時に自分の力とかを疑う必要もあって、常により良いものが作れるようにレベルアップを目指していかないといけない、そういうのは自分に合ってるからいいんだけど、ダメなものに一回向き合う必要があるの、結構きついね笑。何でこんな訳にしたんやろ?って今なら思う、それは腕が上がったからか、当時客観的に見られてなかっただけか、わかんないけど、課題は見えたかな。
私はまだ有名作はできないので、世間で言うB級映画がいつも来るんですけど、いつも3週間くらい毎日一緒に過ごすから、どの映画も私にとって大切です。日本じゃこの映画を一番理解してるのは私だと思うし。映画にはもちろん台本があって、それを翻訳してるわけだけど、自分の気持ちが乗る台詞というのももちろんあって、キャラクターに共感しながら訳を作ったりしてます。台詞だけど、私の気持ち、みたいなものもある、見つけて(?)。
「ブロークン・プロミス」のあらすじから簡単に。
高校生の時に誤って起こしてしまった殺人事件。その身代わりとなって逮捕された恋人が22年後、また目の前に現れる。彼は、刑務所の中で彼女との将来を描き続けて過ごしてきた。その夢を実現させるべく、彼女の愛する家族を脅かし始める。
めちゃ茶番、みたいなシーンもあるんやけど、結構切ない面もある。自分と昔付き合っていて犯罪まで背負ってあげるくらい愛していた人が、自分が刑務所に入ってる間に他の人と結婚して家庭を築いていた。刑務所にいると自分の時間は動かない、でも外にいる彼女は当たり前だけど人生が進んでいて、自分無しで幸せになっていた。そりゃ自暴自棄になるな、と。女性も女性で、夫や娘がいるけど、でも昔大好きだった人に久々に会って、やっぱり嬉しくて、だから簡単に切ることもできない。“情”があるしね。複雑な感情、が変に絡まり合って、って感じのお話です。
「オフィス・ラブバトル」のあらすじも。
父親の経営する大手広告会社で働くキャリアウーマンのダービー。2億ドルの契約を巡って、ライバル社員であるデリックと対立。しかし、だんだんと距離が縮まり、いつの間にか2人は最高のチームに。力を合わせて大型契約をゲットすることはできるのか。というお話。
これはね、本当にセリフが多すぎて大変だった記憶がある。映画って基本、何も喋らないシーンがあると思うんだけど、この映画は最初から最後までほぼずっと喋ってんの、ちょっと風景の映像とか流しちゃらん?ってなるやん、あっても一瞬で終わってまた怒涛のごとく喋り倒す。それが面白いし、きれいに言葉がハマると気持ちいいんやけど、大変やった。しかもこれ「無法弁護士」と同時進行でしてたんだよね、韓国語から英語に頭を切り替えるのもしんどかった、でも辛かったのも振り返るといい思い出になってる。
私はいつも翻訳する時、出演者のSNSを探して見るようにしていて。撮影時のこととか載せてたりするし、それを見て「こういう思いで作ったんやな」、とかを感じる、そして私も頑張ってやらなきゃ、と思う。最近、映画に点数つけることに何かなーって思うことが多くて(と言いながらいまだにfilmarksではつけてるんだけど)、映画評論家って仕事もあるくらいだし、映画って人に良くも悪くも語られるものだと思うんだけど、でもそれでも画面の向こうには作った人がいて、それを思うと明らかな悪口みたいなことは絶対言いたくないなって思う。もちろん好みはあるだろうから、でもつまんなかったら途中で見るのやめればいいだけだし、なーと。これも映画館で公開されたり、ネトフリで話題になってる作品とかと比べたらもちろん予算もないから、派手さとかはないんだけど、私にとっては思い入れのある大切な映画です。
「無法弁護士」で鍛えられたので、8月以降に翻訳したものはこれよりいい字幕になってる、と信じたい。今年中にまだ配信されるかな、あと4本待機作品ある(1作は倫理的にやばいグロ映画だったので紹介しないかも笑、調べものしながら数回気分悪くなった、いろんなサイトを見すぎてw、それも思い出)、9月10月で翻訳した映画が個人的にめっちゃ見てほしいので、それも早く配信されたらいいな。今は久しぶりに試験課題をしてる、これも頑張って仕上げます。
(今日のタイトル: love sux/Marisa Maino)
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