do you think about me still?


Nick Robinsonという俳優をご存知でしょうか。「ジュラシックワールド」の一作目に出ていて、私の大好きな映画「love,サイモン」の主演をしている俳優さんなんですが、個人的にめちゃくちゃ好きで、生まれ変わったらこんなタイプのちょっと闇抱えてそうな繊細そうな男の子になりたいんですが、まあそんなことはどうでもよくて、とにかくその彼が出ているドラマをdisney+で観たので感想を。








ドラマの名前は「A teacher」。

教師と生徒の禁断の恋愛ドラマです。






描写的にフィフティシェイズシリーズと並ぶくらい過激(下手したらそれ以上に)なんですけど、とにかくNick演じるエリックがかっこいい。そりゃ先生も惹かれるよなあと思いながら見始めたんだけど、この先生は既婚者だし、こういう設定のドラマがハッピーエンドを迎えるわけなく、まあひどい展開になるんです。エンタメとしてきゃーとなれるのは最初の数話で、だんだん先生にイライラしてくる、というのもエリックは先生に本気で恋してるのに、この先生にとってこの恋愛(ごっこ)はただ刺激を求めるためだけのもので、エリックに対して全然誠実じゃないから。惹かれてるのは間違いないんだけど、でも家庭を壊す気もないし、甘い部分だけ味わって、楽しんでる。




それで私はこれを観ながら結構本気で考えたのです、人はなぜ不毛な恋をするのか、と笑。エリックはまだ18歳、僕が彼女を幸せにする、と本気で思っていて、学校を卒業してからも何年も彼女を想い続けて苦しむ。でも先生は、1人で前に進む、なぜって彼女にとって彼は甘い思い出作りの相手に過ぎないから。




まあわかるっちゃわかる、惹かれてどうしようもできない気持ちも。でも結末がわかってるのに、禁断の恋に踏み込む理由は何なんだろう、って考えた笑、自分のことを好きって言われるのは気持ちいいだろうけど、エリックはまだ高校生だったからね、彼がベッドで泣くシーンがあるんだけど、もう胸が張り裂けそうになった。こういう恋愛ものじゃなくてもそうなんだけど、純粋な気持ちを裏切るようなことが一番ひどいなと思ってしまう、ドラマに対して熱くなりすぎてるけど笑、ただNickを救いたい(?)。



そんな感じで、不毛な恋愛って何の意味があるんだろうなあと考えた作品でした。映画やドラマにはよくなるテーマだけどね、とりあえずNick Robinsonが素敵だし、ドラマとして面白いのは面白いんだけどね、現実にもあるであろうことだし、色々辛かったけど、でも皆にNickを観てほしい。あと流れる音楽がめちゃ良い。











そして昨日観たばかりのファンタビ新作の感想も!多少ネタバレしてしまうので、嫌な人はスルーしてくださいね











このファンタビシリーズは、一作目からジェイコブというマグル(人間)が出てくるんだけど、彼が今回大活躍します。彼はパン屋さんをしていて、映画冒頭でもフライパンを持ってる。でもそれを途中で杖に持ち替えるの、それが個人的にすごく感動した。ダンブルドアが仲間の証に杖をあげるんだけど、平凡なマグルでも魔法使いになれるっていう夢?を見せてくれたというか。ファンタビは魔法界と人間界の共存というのが大きなテーマとして描かれてるから、普通の人間がいきなりこうやって杖を持ったりすることもある、わくわくしませんか笑。ジェイコブはダンブルドアからも、勇敢で心が大きいと褒められるんだけど、魔法使いでもマグルでも、やっぱり大事なのって心なんだなあ、と。



こういう映画って、非現実な世界を見せてくれるのが楽しいけど、現実に活かせるレッスンのようなものも教えてくれるものも多くて(私の勝手な解釈なのかもしれないけど)、映画の中の世界と私の生きてる世界が、リンクする部分がある、それも映画の良さだよなあと思う。






とにかくわくわくするシーンが多いし、ハリポタシリーズ全部観てる人には興奮ポイントがあるので絶対楽しい!ファンタビは、掘り下げて調べたりするのが好きなオタク向けのシリーズで最高です。だってこれを100%理解しようと思ったらファンタビ前2作はもちろんハリポタをかなり観ておかないといけない、私のような人向きのシリーズですね笑








不倫ものとファンタジーもの、全然違うものの紹介になってしまった笑、けど心動かされたので書きました、





(今日のタイトル: thinkin bout you/Frank Ocean)