これはもうあらすじ言わなくても知ってる人が多いと思う、実際に起きたボストンマラソンテロ事件を元にした映画。この映画の印象的なところは、当時の映像が実際に流れるところ。映画、としての映像と、当時のニュース番組の映像、とかが入り交じって映される。だからあくまで映画なんだけど、ほぼドキュメンタリー。(ラストには実際にテロに巻き込まれて怪我をした人や、事件を担当した警察のインタビュー映像が流れる)
テロがあった、ということ、は知ってたけど、爆発の後に犯人がどういう行動を取ったか、とかは全く知らなかったので、かなり衝撃でした。住宅街ですごい銃撃戦が起きる、そのシーンが本当にショッキング。
今年はアメリカの警察官に対するイメージが悪くなった人も多いと思うけど、正義感を持ってる警察ももちろんたくさんいるし、アメリカという国、そしてボストンという街の人々の強さを感じられた映画でした。やっぱりこういう実際の事件だったり、社会問題をテーマにした映画が好き、好きっていう感想はおかしいかもしれないけど、観てよかったなと思う。ジェイクギレンホール主演の「ボストンストロング」もこの事件を題材にした話だけど、あっちはテロに遭った人がどうやって立ち直って前を向くか、に焦点を当てた映画。事件自体を細かく描いてるのは、この「パトリオット・デイ」かなと思います、これはめちゃくちゃ良かった
「ザ・プロム」
(あらすじ)
インディアナ州に住む高校生エマ。彼女にはアリッサという恋人がいるが、女性カップルでプロムに参加することが問題となり、その年のプロム自体が中止にされてしまうことに。それを知った、ニューヨークに住む"元”人気俳優たちが、自分たちの役者イメージを挽回させようと、プロムの救出に向かう。
「glee」、そして私の大好きな「ポリティシャン」、「ハリウッド」の監督であるライアン・マーフィーが送る最高にhappyになれるミュージカル映画。
今年って何やっても無駄だ、って気持ちになってしまった人も多いと思うけど、この映画を観て分かったの、どんな時でも希望を持ってたら楽しくなれるし、映画は、歌は、ダンスは、世界を救う。本当に。
"政治は世界を変えられないけど、映画は世界を変える。”
ドラマ「ハリウッド」で描かれていたこのテーマ、この映画を観ても同じことを感じた。たった一本の映画で、こんなに気分が晴れるんだもんな、それにはすごい細かいとこまで計算された構成があるからこそなんだろうけど、単純に感動してしまった。そしてアメリカのエンタメはすごい、誰も勝てん、もうそれだけ。歌も全曲良いし、サントラも秒でDLした。アメリカの俳優って、演技もできるし歌も上手いのすごい。しかも無名の人を抜擢して、その後有名になるっていうパターン多い気がする、アメリカンドリームって言葉があるのはこういうとこなんかなと思う。
今年の締めにはこの一本をぜひおすすめします。ハッピーすぎて苦手って人ももしかしたらいるかもしれないけど笑、2020年に観るからこそ意味がある映画な気がします。
あとは韓国映画の「コール」も面白かったんやけど、話が難解すぎて説明できる気せんかったから載せませんでした笑。とりあえずあの映画はエンドロールが始まっても止めないで最後まで観てください、それを観るか観ないかで感想がひっくり返る。今はドラマ「グランドアーミー」を観てる、エンドゲームは今日いよいよ観終える予定。実は我慢できんくてちょこちょこ観てたんやけど、ラスト1時間だけ残してるんよねw、今日夜観る。あと今月楽しみなのはPIXARの「ソウルフルワールド」!あれも結局Disney+での配信になっちゃったけど。でもこの映画、22番のソウルが出てくるらしくて、私22番に昔から縁あるからそういう意味でも楽しみなんよね笑(私のSNSのID、たいがい22って入ってると思う)、生きる目的が分からないソウルの22番とか完全ワイすぎ、今年最後はPIXARがときめかせてくれそうです
フィクションを特に必要としてない人も世の中にはいるって何かの本で読んだけど、私にはフィクションが必要、絶対。来年も映画に救われながら生きたい
:)
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