私はここ数日ひどく混乱している、その理由は以下の3つだ
①前記事に書いたようにFiNOのアルバムが出た、嬉しい、聴きたい、全曲を聴きたい、でもあれも聴きたいこれも聴きたいとなって、さて、ではどれから聴けば良いのか?とちょっとしたパニックにはまり込む
②朝井リョウさんの「正欲」が読みたい(昨日で読み終えた)、全ての時間を返上してでも読みたい、このことしか考えたくない、でもFiNOのアルバムも聴きたい
③久々に仕事に行ったらやることが多すぎて回らない、新年度だからシステムも変わっている、慣れない
③に関してはまあ目の前に現れた仕事から捌いてこー、ってやればいいので解決として、問題は①と②なんですよね、感情は捌けないので。私よくこういうことなるんですよ、なりませんか?(笑)表面だけさらっと掬うことが苦手で(好きなものだと)、ちゃんと入り込みたい!!っていう気持ちが全方位に散り、待ってじゃあ先にどこから触れますか?ってなる。なのでだいぶパニックだった、とりあえず本を読み終えたので少しはマシになった笑
「正欲」、ほんとにとんでもない本だった、また次の記事に感想と、心に残った文章抜粋するけど。私いつも読みながら心に残った文があるページをメモ帳に打ってるんだけど(あとでノートにまとめるために)、今回すごいことになった
改行のタイミングが謎すぎるけど笑、もう心がえぐりにえぐられて、読み始めてからずっと気持ち悪くて、「ああもうこれは早くとどめを刺された方が良い」と思って昨日全部読んだ。
朝井リョウさんの本を読むと、言語化しにくい心情なんかが全部言葉にされていて、「自分の考えや気持ちを言葉にできるって、力であり武器なんだな」といつも思う。たとえばむかつく、って言葉は誰でも簡単に口にできると思うけど、どうむかつくか?どれくらいむかつくか?、を「むかつく」以外の言葉で表せたら、もっと自分の怒りが伝わるだろうし、相手にも響くと思う。言葉は力だ、そして私はその力が欲しい。
朝井リョウさんがエッセイに書いてたことで、この前友達に会った時にも話したけど、世の中には本や音楽がなくても生きていける人ってたくさんいるんだよね、これは「正欲」のテーマにも少しかかってるんだけど。友達はめっちゃ音楽好きだから、できれば一緒にライブに行ったりしたいから音楽の趣味が合う人と付き合いたい、って言ってて、わかる~ってなったけど、でも音楽の趣味が合わなくても人と付き合うことは可能ではあるとは思う、でももし片方だけが音楽=人生、みたいな等式の中で生きてたら、相手とのバランスが取れなくなる可能性もある。これは私も経験したことある、「お前(お前とは言われてないけど笑)の感覚は俺には理解できない」って言われたことあるし、その時に「ああこの人は特に救いがなくても毎日をこなせるんだな、ずれてるのは私なのかもしれない」って思った、好きなアーティストの新曲や、楽しみな映画の公開や、大好きな作家さんの新刊、が私を生かしてくれてると私は本気で思っているので、でもそういうものがなくても生きられる人は、世の中にめちゃくちゃいるんだよね。皆何を考えて、何を見て生きてるのか。たまに羨ましくなる。私はそういったものこそが救い、なので、①と②のような混乱がよく起きて、でもどうしようと言いながらも幸せで、生きてますね今日も、と思ってる。
本の感想書くのめっちゃ楽しみ、週末に死ぬ気でまとめます(こういうことしてる時が一番楽しい)
(今日のタイトル:sleep in till the afternoon/FIVE NEW OLD)
:)
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