観終わってから何日か過ぎちゃいましたが、「今、私たちの学校は...」の感想。最後まで目が離せなかった、、
とにかく韓国のゾンビ(Kゾンビというらしい)は足が速いししつこいし最悪(褒めてる)。このドラマはどうやってゾンビが生まれたか、までが描かれてたり、ゾンビでありながらも人間的理性は残っているゾンビ(ドラマ内では半分ゾンビだから“ハンビ”と呼んでた)が登場したり、今までのゾンビ作品とは一味違って面白かったです。1話目の雨の中での強烈ないじめシーンで一気に引き込まれて、一瞬で観ちゃった。他にも強烈に心に残る場面が多くて、観てる間あの学校が夢に何回か出てきたもんね(特に窓から消防ホースつたって外に出るシーンが印象的だったからか、窓の夢?をめっちゃ見た笑)。
トップに貼ったイ・ユミちゃん演じるナヨン、最悪でした笑、イ・ユミちゃんもインスタでシェアしてたけど、イカゲームの時は皆彼女に涙したのに、今回ぶん殴りたくて仕方ないって思ってる人が多いって笑。自分本意な人、自己中な人、がどうなるかを教えてくれるキャラでしたね。ちょっと可哀相な面はあったけど。強がりは損。
スヒョクと委員長カップル大好きだった、あとこの2枚目の左下のアーチェリーのハリ先輩、美しすぎて射られたかった(?)。学園ものだから、学生ならではの悩みや可愛い恋愛も描かれてて切なくなったりきゅんとなったりしながら観てました。皆正統派イケメンのスヒョク派ですか?私は幼馴染のチョンサン派です。
案の定後半に近づくにつれて辛いシーンが多く、特に体育館の場面が私はしんどかったです、あれ一番泣いたかも。あとシーン的に好きだったのは食堂と図書室。1話の冒頭のいじめシーンと食堂シーンはワンカットで撮られたらしく、そういうのあんま気にしてなかったからもう一回そこは観てみようと思う。図書室も良い、ノットオーケーでも本が全部吹っ飛ぶ場面あったけど、物が多い場所って絵面的にすごいことなるから圧倒される。韓国のパニック系って基本ぐちゃぐちゃになるのに一切安っぽくならないし、ぐちゃぐちゃ具合が綺麗、お金かけてるのもあるんやろうけど、お金全然無駄にしてない(誰)、めっちゃ上手い。あと、filmarksに、このドラマは女子高生がたくさん出るのに、絶対スカートがめくれるようなシーンを描かないし何なら生き残るキャラはそもそもがズボンを履いていてそういう点でめちゃくちゃ作品として信頼できる、って書いてる人いて確かに、ってなった。そういうとこも安っぽさを感じない理由かも。あと個人的に韓国のゾンビものが好きな理由として、キャラを一瞬で殺すっていうのもある、大体の作品って「あ、この人そろそろ死ぬな」、っていうフラグが立つと思うんやけど、韓国の作品って躊躇なく殺す、ウソでしょ、って今回も数回なった。君は最後までいた方がいいキャラなのでは?みたいな人も途中で消える。その潔さと展開の見えなさに惹かれる。
隔離期間、体温が云々だの、未知のウィルスだから何ちゃらだの、コロナとリンクする場面も多く、そういう意味でもぞわぞわしました(コロナは字幕にも登場してた)。実際あんなゾンビが現実に現れることはないにしても、同じような感染は世界で起きてるし、ドラマだけど現実離れしていないというか、そういうとこでも引き込まれましたね。いい意味でずっと気分悪かった。学校のいじめ問題や、弱い者が淘汰される社会の構図にも言及していて、メッセージ性も強かった、でももちろんエンタメとしても楽しめるし、単純に面白かったです。英語でいうThank you.やAre you ok?等のフレーズも、少し覚えてきたので、あ!これはあれだな!みたいな感覚もドラマを観ている中で個人的にあって、それも嬉しかった。英語を耳で覚えたように、韓国語も耳で覚えればいいんや、、!
観終わって寂しいけどそのワンカットシーンとかチェックしたいからもう1周する予定やし、他の韓国のドラマも観たい(ひねくれ者の私は流行りものを避けて生きてきたので、観ていない有名作がたくさんある、今年は素直になりたいですね、ナヨンを反面教師として)。時間上手く使ってたくさん観ていくぞ。「今、私たちの学校は...」、気になった方はぜひ。
(今日のタイトル: growing up is________/Ruel)
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