you don't want to hurt me but see how deep the bullet lies


ストレンジャーシングスs4 vol.1観終わりました。配信開始時間の27日16時から観始めて、もったいないから途中で止めたりしながら昨日の夜観終えた。





もうとにかく最高の一言。基本的に、ジュブナイル/ティーン、80年代(+夏)というテーマが大好きなんだけど、これは私のツボ全てを押さえたドラマ。s1じゃ皆まだベイビーだったのに、今じゃすっかり大人になってる。ハリーポッターシリーズと同じように、出演者の成長を一緒に感じられるのもこのドラマの魅力の一つだなと思う。











ネタバレはしないけど、ep4がやばい。死ぬほど祈ったし号泣した。マックス、前から好きだったけど、今シーズンは特によかった。タイトルにもしたけど、Kate Bushのrunnnig up that hillがキーになる。私基本的に朝準備しながらiPhoneでドラマ観ること多いんだけど、特に真剣に観たいってものは、fire stick TV繋いだテレビで部屋真っ暗にして夜観ることが多くて(普通にテンション上がるって理由もあるけど、夜とか暗闇とか物理的に暗いシーンの時に、何が起こってるかはっきり見るため。ホラー映画とか本当に何やっとん?みたいなものある、そもそもの明度設定が暗すぎるもの結構多い、あれ皆見えてるの?)、だからいい曲流れたらすぐiPhoneをテレビに向けてアプリで検索できるんだけど、この曲最初流れた時から好きってなった、でもまさかこんなに重要なものになるとは。他にも、好きな曲結構発見できたし嬉しい。基本的に80年代の曲しか流れないから、知らない曲多くて、でもドラマのおかげで色々見つけられる。









新キャラも好きだったし、おなじみの皆もいい。個人的に、別場所で行動してたキャラクターが皆同じ結論に至って、一か所に集まるっていう演出がアツいです。s1からあったけど、わくわくする。現実世界から裏側の世界に切り替わるカメラワークもイケてたし、無駄にトランシーバーが欲しくなる。ダスティンのshit!っていう悪態のつきかたも変わらずよかった。








ドラマとか映画とか、単純に楽しむためのもの、でもあると思うけど、その中で学びとかを見つけるのが私は好きで、今シーズンでは、“自分の内にいる怪物を怒りで成長させてはいけない”、っていうメッセージを個人的に受け取りました。「ノットオーケー」でも、怒りが爆発して人や物を破壊する、ってシーンがあったけど、この「ストレンジャーシングス」でも、エルは怒りを感じた時によくない力を発揮してしまう(時として必要にはなるけれど)。怒りの感情が悪いわけではないけど、それで自分や周りを潰したらダメだなと思う。感情の使い方、捉え方で怪物にもスーパーヒーローにもなれる(これはep3に出ます)。私の中にもいつもevilなものがいる感覚があるけど、それに支配されないようにしたいです。あとは、ドラマって一人として同じようなキャラクターって出てこなくて、皆それぞれの良さがあるから面白さが増す。だから私たちが生きるこの現実世界でも、誰かと同じになる必要なんてないのよね、こんなことまでこのドラマで考えたよ。








海外ドラマにハマってる時が人生で一番楽しい(n回目)、結局オタクしか勝たんのよ。このドラマも基本的に皆オタクなキャラで(エリカの言うnerdですね)、彼らがハマってるゲームの怪物やルールが現実に登場したりして、ゲームの中と同じように敵に立ち向かっていったりする、もう根っからのオタク向けドラマ。何かを好きなのって強いし、必要な時に必要な知識を使えるのもかっこいい(海外のドラマとか観てると、モールス信号知らないと絶対生き残れないし死ぬ、っていつも思う)。オタクって揶揄されがちな言葉だけど、このドラマじゃ彼らがやってること、身につけてるものもすべてイケてて、古くダサく見えないようにしてるのが、2022年の80年代ドラマ、って感じでいい。まあ一言でまとめるとセンスが良い、全て。最高です。7/1にvol.2配信されるの、今から待ちどおしい。まだまだストレンジャーシングス熱は続きそうです





(今日のタイトル: runnning up that hill/Kate Bush)