I know you're tired but I don't think that I am doing well right now


最近読んだ本と、最近お気に入りのスキンケア用品の話。





「20代で得た知見」、読み終わった。私は前向きな言葉とかは好きだけど、苦しみを知ってる人が発する前向きな言葉の方が響くことが多くて。根拠のない底抜けに明るい言葉、はもちろん私を救ってくれることはたくさんある、でもそういう言葉は泣きたくなるくらい重たく感じることが多いのも事実。だから、「仕方ないし面倒だからもうこうしようぜ」、とある意味で開き直ってる人の方が共感できたりする。この本の作者はまさにそんな感じで(この方twitterで有名だった方ですね)、30代になって開き直った感じが気持ちよかった。し、タイトルにある20代の人、もちろんそれ以外の年代の人が読んでも、人生を重く考えすぎず楽に生きられるヒントになるだろうな、という言葉が多かった。以下好きだった文章抜粋、










「本を読まないということは、そのひとが孤独ではないという証拠である」とは太宰治の金言です。そこには羨望が混じっている。それと同等以上に、嫌味が滲んでいる。

本は読んだ方がいいのです。

なるだけたくさん読んだ方がいい。読んだ本の数だけ、言葉が、孤独が通じる人の数が増えるからです。そして面白い本に出会ったら、なるべくたくさんの人に薦めた方がいい。あるいは大切な一人に贈った方がいい。

それが急速に分断していく世界への、最善の抵抗手段だからです。








なにかを面白くないと思ったら、または、なにかの値段を高いと思ったら、それは「あなたが客ではない」ということです。その「なにか」自体に非があることは余程の場合を除いて、ない。(中略)

逆に。

なにかを面白いと感じ、他の人はそのなにかを面白くないと感じていたなら、「それはあなたのために作られたものに他ならない」と考えてよい。








面白いことに、どんなに己が嫌いなものでもそれを欲しがる人はいる。

惚れ抜いてる人もいる。なぜかと考える。そこには予想もしない需給の力学が作用している場合がある。想像もしなかった時代の不安が、孤独が横たわってる場合もある。その現象の裏に誰がいるか、中心に誰がいるか、隣には誰がいるか、なぜいまそこにそれがあるのかを考える。「嫌い」という感情と、踊るのです。








「精神が不安定になるのは仕方ないし、それは俺も同じだから、今から一緒に花火でも振り回しながら海にでも突っ込もうぜ」








大事なのは、ちゃんと底を打つこと。

その底にまでちゃんと落ち切って、それから一ミリ、ふっと浮き上がることです。








(今は木爾チレンさんの「私はだんだん氷になった」を読んでる)






お気に入りのスキンケア、韓国のma:nyo(日本語だと「魔女工場」)というブランド。前新大久保に行った時に、スキンケア用品たくさん売ってるお店に連れて行ってもらって、いろんな種類のパックがバラ売りされてたから、そこで買って使ったんだけど、衝撃的によかったからこの前のqoo10メガ割でまた買いました。結構いろんなパック使ってきたけど、これはもうはっきり肌のトーン上がる、白っ、てなって本当に感動した。通常のパックより長めで10~20分置いてくださいって説明書きあるけど、それがポイントなんだろな、浸透しまくる。デイリーに使いすぎると肌が慣れちゃいそうなので、特別な日の前に使いたい。ma:nyoのクレンジングはしばらく使ってるんだけど、パックも本当によかったから化粧水と美容液も買ってみた(すぐ揃えて並べたくなる人)。パッケージも好み。



韓国の女優さんとか、一見すっぴんに見えるくらいカラーレスなお顔の時も、ぱっと目を引くのは肌がすごく綺麗だからなんだよね。同じ人間とは思えない肌のうるおい方してるの、あれ何でなの?誰か教えて。冬はより一層保湿を頑張りたい所存。









あと、どうでも良いけど眼鏡買った、髪伸びて鬱陶しいから結ぶのが常になってる、ボブに戻すか、




(今日のタイトル: feature’s dead, angela/patternist)