最近youtubeでおすすめに出てきた動画を観て、考えたことがあるので書きます。動画というのが、高須クリニックの高須幹弥先生のものなんですが、テーマがルッキズム、について。
ルッキズムをコトバンクで調べると、“外見的な美醜を重視して人を評価する考え方。容姿による差別”と書かれています。この動画を要約すると、まあタイトルにもなってるんだけど今外見を気にする人がめちゃくちゃ多い、というお話で。それは全てスマホ/SNSのせい、という答えも出してるんだけど、とにかく自分と人を比べることが昔に比べてとても多いので、それで自分はブスだ、ダメだ、と感じる人が男女問わずたくさんいると。可愛い人がネット上に溢れてるし(加工の件にも触れてる)、芸能人やモデル、k-popアイドルの写真なんかがばんばん流れてくるせいで、皆がそれを目指すようになってる。k-popアイドルとか日本の有名なモデルさんとか、人口比率でいうと上位1%の美人なんだって、だからそこに入れない人がほとんどなのに、そういう写真を見すぎてるせいで自分は上位30%の顔をしてても、上を目指すようになってしまうとのこと。中高生に整形を煽るような広告も多いし、可愛くないと価値がない、と思ってる若い子も今はとても多いそうです、異常なほどに。
この動画、コメント欄が辛くて、苦しんでる人が本当に多いんだなというのが生々しく伝わる。その中に、男がSNS見ながらこの女は可愛い可愛くないとか言うせいで女の子が必死になって美を追い求めてる、っていうようなコメントがあって、それは一因だろうな、と思ってしまった。この前たまたま中学生くらいの男の子がインスタ見てるのが目に入ったんだけど、スクロールするたび女の子のインフルエンサーみたいな子だらけで、まあいいんだけど、そういう子と、例えば周りの女の子を比べて、ひどいことを言ったりしなければいいなと心の底から願った。私も昔ひどいこと言われたの笑、お前意外と可愛くないよな、誰もお前のことなんか好きにならないよ、みたいな笑、今思い出したら結構笑えるけど、すごい傷ついたし、今もどっかでその言葉が引っかかって怯えてる部分がある気がして腹立ってくるけど笑、そういうその人からしたらあまり深く考えずに発した言葉とかでも、傷つくよね。可愛くない、はもちろんだけど、自分以外の人を目の前で褒められるのも悲しくなっちゃうことあるし(つまり私は可愛くないんだな?って思っちゃう、自分も褒められたいよね笑)、そういう部分では私の認知は歪んでるんだろうけど、でもそういう人多いんじゃないかなと思う。こんなひどいこと言う人ほとんどいないと願ってるけど、でも口で直接言われなくても、可愛くないとダメだ、って思ってしまう気持ちは分かるな、悲しい。
この動画で先生も言ってたけど、人は生き物だから、外見だけでなく人柄とか仕草とか、そういうものをひっくるめて“動いてる”人を判断しないといけないのに、今はSNSのせいで写真という人間の一瞬だけを切り取ったものを見て美醜を決められてしまうって。私は普段中高生と接することが多いけど、皆本当に可愛いって思うの毎日、それは外見の話じゃなくて、雰囲気とかトータルで見て。礼儀正しい子もたくさんいるし、丁寧に向き合ってくれる子も多いし、俺が絶対守ってやるからなみたいな気持ちになる(?)。だから、もし男女問わず皆がそういう見た目のことで苦しんでたら本当に嫌だなと思う、きっとインスタもTikTokもまだまだ流行り続けるんだろうけど、可愛いとか可愛くないとかで人を容易にジャッジしてほしくないし、自分は可愛くない/かっこよくないとも思ってほしくない。
なんかなー、悲しいよね、だって可愛い方が優遇されるやん当たり前に、だから皆頑張るんだよ、男の子も男の子でただしイケメンに限るとか背が低い人はありえないとか言われるし、ほんと何様って話よねそういうの口にする人。いやだ、本当に。私女の人がイケメンとか見た目でわーわー言うのほんと嫌いなんよね笑、死ぬほどくだらんって思ってるいつも。自分が何か言われたら怒るくせに男の人のことは平気でかっこいいとか何だかんだ言うの何で?褒めてるからいい、とかいう問題じゃないと思うんよね。もうこういう話永遠にできちゃうくらい、私は普段から怒ってるんですが笑、とにかく今回たまたま見た目についての動画に出会ったので語ってみました。私もちょっと顔いじった経験あるし全身脱毛もしてるしこのコメント欄で言われてる必要以上の美、を追い求めてるのかもしれないけど、でもこれは自分の幸せのためにやったことなので(正直そこの境界線も曖昧と言われたら曖昧な気もしてくるけど)。自分磨くこと自体は悪じゃないやん、楽しいし、でもこの人は綺麗だけど私はダメだ、とかは不健康だから思わないようにしたいな。自己肯定感、とかいう言葉が流行ってるのも結局こういうルッキズム云々が理由よね、比べることがなければ自分に劣等感を感じることも少ない。
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