tuesdays with Morrie



今日はある本の紹介をしたいんだけど、前記事の続きみたいな話になると思います。私、本の気に入った文章とかをノートにメモしてるんだけど、病んだ時によく見返すようにしてて、前は病んだとかいうレベルの話じゃなくて、絶望に近かったんだけど笑、そんなどん底にいた私を救ってくれた本。「モリー先生との火曜日」っていう本なんだけど、妹から借りたの、萌ちゃん絶対好きと思う、って言われて読んだら案の定すごく響いて付箋つけながら読まないと間に合わないくらいだった。



この本は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されたモリー教授が、かつての教え子ミッチに話した「最後の授業」を記録したノンフィクション。


最後の授業として、モリー先生は人生におけるものの考え方や、自分の心の在り方、愛や許容について毎週火曜日に一つずつ話してくれるんだけど、これが絶望にいる人間には痛いくらい心にくる。この本を読んだのは去年の夏とかなんだけど、その時も確か病んでて(笑)、だからたくさんメモしてしまったんだと思うけど、それが今回すごく役に立った。自分の中で落ち込んだ時のレベルがあるんだけど、ここ最近はもう理由もなく悲しくなるくらいまできてて、張ってる糸が切れたら自分いなくなるだろうなって思ってた、だからSNSもどうでもよくなったしアカウントも停止した。それが良いことなのか分からないし、弱いって言われたらそれまでだけど、ちょうどそれに当てはまるような文章がこの本にありました。




どうしてぼくらはこんなどうでもいいことばかりかかずらっているのだろう?

(中略)「われわれのこの文化は人びとに満ち足りた気持ちを与えない。文化がろくな役に立たないんなら、そんなものいらないと言えるだけの強さを持たないといけない」



自分なりの文化を築くっていうのは、こういうことなんだ。社会のルールをすべて破れ、なんて言うつもりはない。たとえばの話、裸で外を歩き回れないし、赤信号でも突っ走るわけにはいかないだろう。小さなことはルールに従ってもいい。けれども大きなこと―――どう考えるか、何を価値ありとみなすか―――これは自分で選ばなければいけない。誰かほかの人、あるいは社会まかせじゃ、ダメだ。





これをメモしてた私を褒めたい。すごく救われたしすっきりした。


自分らしく、とか、周りを気にせず、とか、よく耳にするけど、それって本当に全てを上手く回すための方法なんだなと最近よく思う。あとは自分を許す、とか自己愛とか、そういうこと。難しいけど、最近はそれを学ぶように意識してる。一番効果があったことは、ノートに自分が感謝してることを書いていくこと。何でも良いの、毎日寝るベッドがある、とか、誰もが当たり前だと思っていて感謝を忘れているようなことでもよく考えればすごく有り難いなって思うし、自分はこんなに幸せなんだなって気付ける。私みたいに自己肯定感低い人はやってみてください。結構満たされるし効果あります。



少し話ずれちゃったけど、この本は人生のヒントみたいなものが詰まってるので、何か漠然とした悩みを抱えてる人には是非読んでほしい。あとは本を読んだ時に好きだった文章をメモするのは本当におすすめ、見返せるから。携帯のメモ帳に打ってもいいけど、電子機器は壊れる可能性があるので(笑)ノートの方が信頼できます、感覚の問題だと思うけど私はそう思ってる、、笑




6月入った時は、深さ10mくらいの穴に落ちてたけど、ここ何日かかけて地上に戻ってきたから大丈夫。頭の中を蠢いていたものも消えた。朝起きて天気が良かったらそれだけで嬉しくなるくらいまで回復したからもう平気だと思う、夏だしテンション上がる~せめて早く友達と居酒屋行ってハイボール飲むことが許されるようになってほしい。鶏皮とか食べたい(笑)最近の私の願いはそれ。笑 基本単純だからすぐ元気にはなれる、でも何か完全に私を引き上げてくれるものが現れてくれたらいいなって願ってはしまうな、多分それはきっと自分しかいないんだけどね、自分の中のコップを満たせるように頑張りたい






次は私が愛してやまないネトフリドラマ「I am not okay with this」について書きます!楽しみ!笑



ではまた次の記事で!







「必要なときには、まず思いっきり泣く。それから、人生にまだ残っているいいものに気持ちを集中する。会いに来ることになっている人のこととか、聞く予定の話とか。(中略)」

「ミッチ、私はね、それ以上自分をあわれむことを許さないんだ。毎朝ほんのちょっと。二、三粒涙を流せば、それでおしまい」






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